なぜ、アイツは稼ぐ社員になれたのか?
なぜ、アイツは稼ぐ社員になれたのか?


 「会計の基礎知識+NLP(Neuro-Linguistic Programming)」の本。
ストーリー仕立てで非常に読みやすい作りになっているので、思わずなんとなく読み終えてしまいそうだが、実はかなり仕事や周囲との関係を良好に続けるための本質的なことが書かれていたりすると感じた。
 意識しないで読んでいると、前半の会計知識から、後半主人公が働き過ぎで体調を崩してからの変化が唐突で、しかも主人公が目標としていた知識分野ががらっと変化するので驚くかもしれない。タイトルの「なぜ、アイツは稼ぐ社員になれたのか?」に対する著者なりの答えがこの2つの分野であるからこのような作りになったのだと思うが、前半ずーーっと会計的なお話ばかり続いて、この本は会計知識をつけると「稼ぐ社員」になれると主張しているのかなと思ったあたりで唐突に目標点が変わるので、読む側のアタマの切り替え(というか意識の切り替え)が追いつかずに非常に勿体ないことをしているなと感じた。


 内容としては、常にこういう意識を持って行動している人には当たり前すぎることが本書後半の大部分ではあるのだが、それを言葉で説明する難しさ(「だってそういうもんでしょ?」と皆、当たり前のように思っているから)をこの本は巧みなストーリーで克服することを試みているという印象を受けた。
 あとで知ったのだがこの著者の方、「ぬり絵決算」本を書かれた方だったのですね。こちらは未読ですが、amazonのウィッシュリスト改めほしい物リストに入っています(^^)。 なるほど、「伝える」ための工夫をこのように色々とされているのですね。見ならわなきゃ^^


 キーワード:ランチェスターの法則 ミルトンモデル (働くことによる)5つの報酬 NLP